自己有利の法則

自己有利の法則

自分の不利になることは認めない

認知症,勝手な行動

 

認知症の人には「自分にとって不利になるようなことは絶対に認めない」という特徴があります。

 

 

これを「自己有利の法則」と呼びます。常識からいえば、素直に謝るべきときでも、平然と見えすいた嘘をついたり、誰かのせいにしたり、自分に都合のよいことばかり言う。

 

 

認知症の人のそんなその場逃れの勝手な態度に、介護する家族は嫌気がさして、世話をする気力が萎えてしまうといったことがしばしば起こります。

 

 

認知症の人のこうした言動の背景には、自分の能力低下などを認めようとしない自己保存のメカニズムが、本能的に働いていると考えられています。

 

 

このメカニズムは認知症の人でなくても認められることですが、通常、人間は推理力や判断力などの知的機能を働かせることによって、こうした本能的な行動が現れないように抑制しています。

 

 

しかし、認知症の人の場合は知的機能が低下しているために歯止めがきかず、本能的な行動が現れやすくなっているのです。

 

 

対応のポイント「自分勝手な言動はやり過ごす」

 

認知症の人の言動に振り回されて困っているなら、「自己有利の法則」にその症状を当てはめてみましょう。

 

 

当てはめて説明が付くかどうか?もしもこの法則に基づいた言動だとしたら、一つひとつ目くじらを立てず、やり過ごすようにするのが得策です。

 

 

その方が無意味なやりとりを繰り返さずに済み、混乱も早めに収拾することができます。

 

 

 

 

 


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