認知症と物忘れの違い

認知症と物忘れの違い

認知症と物忘れの違いは?

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認知症の症状としてよく知られているものに「物忘れ」があります。

 

 

知っているはずの人や物の名前が思い出せないなど、歳をとると誰にでも起こる物忘れを「加齢による物忘れ」といい、「認知症による物忘れ」とは区別しています。

 

 

「加齢による物忘れ」は出来事の一部を忘れてしまいます

 

 

例えば食事を食べたことは覚えているが「何を食べたか思い出せない」という状態であるのに対し、
「認知症による物忘れ」は出来事そのものを忘れるため、「食事をしたこと自体」を忘れてしまいいます。

 

 

そのため「ごはんはまだ?」と何度も催促するようなことがあります。

 

 

このように、普通の人の物忘れは、歳と共に体験の一部を忘れるケースの頻度が増えても、物忘れにより日常の生活に混乱をきたすような事はありません

 

 

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もの忘れから認知症になることも!

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しかし、ここで安心は禁物です。

 

 

高齢者の中には、認知症ではないけれど、ごく普通の物忘れの人に比較すると、その頻度や程度が多い人がいます。

 

 

このような方を「軽度認知障害 Mild Cognitive Impairment (MCI)」と言います。

 

 

MCI(軽度認知障害)は、健常者と認知症の中間にあたる段階、いわば「グレーゾーン」。MCIは、認知機能(記憶、決定、理由づけ、実行など)のうち1つの機能に問題が生じてはいますが、日常生活には支障がない状態のことです。

 

 

しかしMCIを放置すると、認知機能の低下が続きます。MCIから認知症に症状が進展する人の割合は、年平均で10%。すなわち、5年間で約50%の人は認知症へとステージが進行することになります。

 

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MCIは適切な治療・予防をすることで回復したり、発症が遅延したりすることがありますが、専門医でも判断が難しく見逃されてしまうこともあります。

 

 

最近(半年から1年間)で、同じことを何度も言ったり聞いたりする、財布などを置き忘れたりしまい忘れたりする、人や物の名前が思い出せない、などの変化がみられる場合はMCIの可能性が考えられます。

 

 

厚生労働省は、認知症とその予備軍とされるMCIの人口は862万人存在すると発表しています。驚くべきことにこれは65歳以上の4人に1人です。意外に思われるかもしれませんが、認知症やMCIはとても身近なのです。

 

 

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