脳血管性認知症

脳血管性認知症

脳血管性認知症とは?

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脳血管性認知症は、その名の通り脳梗塞(脳の血管に血栓という血の固まりがつまった状態)や脳出血(脳の血管が破れて出血した状態)といった、脳の血管に異常が起きた結果、認知症になるものを言います。そのため、脳血管疾患の後遺症の1つとも言えます。

 

 

その脳血管性認知症には、突然の脳血管障害をきっかけに急激に認知症が発症する場合と、小さな脳梗塞を繰り返して起こしているうちに徐々に認知障害が現れる場合と、それぞれあります。どちらの場合であっても、症状は段階的に悪化していきます。

 

 

特徴的なのは、脳の血管のどこの部位が障害されたかによって症状が異なることです。「記憶力が低下している」のに、「時間や場所は分かる」などといった、できることとできないことが、同時にバラバラと現れることがあります。脳血管性認知症では、疾患原因とされるのは、ほとんどの場合で”生活習慣病”だと言われています。

 

 

脳血管性認知症の原因

脳の血管が詰まったり、破れたりなどの、脳血管に異常が起きたことが原因です。その脳血管障害を起こしやすい要因と言われているものは、高血圧、動脈硬化症、糖尿病、高脂血症などで、根本原因は脳梗塞の多発によるものが大部分約70%を占めます。脳血管障害によって脳の血流量や代謝量が減少してしまい、その変化度合いや変化範囲が、認知症の程度と関係しています。

 

 

そのため、「規則正しい生活をおくること」、「食習慣を見直すこと」などで回避できる可能性が高いのも事実です。ですので生活習慣病の予防を心がけることが、認知症の予防にもつながります。

 

 

脳血管性認知症の症状

中核症状に関する特徴を先に説明すると、アルツハイマー型認知症では、もの忘れを中心とした認知機能の低下がなだらかに進行するのが特徴ですが、脳血管性認知症では、なだらかではなく段階的に悪化する傾向があります。これを「階段状悪化」と呼びます。良くなったり悪くなったりといった症状の動揺を示すこともあります。

 

 

また、脳血管性認知症では発症当初から身体の麻痺、しゃべりにくさ、飲み込みにくさ、感覚障害(しびれなど)などの局所神経微候・症状がみられるのも特徴です。

 

 

さらに、脳血管性認知症では、例えば記憶障害は非常に高度なのに、計算力や判断力など他の認知機能は極めて高く保たれているといったような、不均一な認知機能の低下の仕方を見せることがあります。このような状態を「まだら認知症」と呼びます。

 

 

精神面に関しては、アルツハイマー型認知症ではどちらかというと、あっけらかんとして楽天的な印象の場合が多いのに対して、脳血管性認知症では意欲低下(「アパシー」と呼びます)や抑うつが前景にでたり、「感情失禁」という、場違いな感情表出(怒り・笑う・泣く)が見られます。

 

 


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