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肉とアルツハイマー病の関係は?

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年をとると肉を避け、魚や野菜中心のあっさりしたものを好む傾向があるようです。「肉はコレステロールが高いのに対し、魚は逆に低く、中性脂肪を下げる」との思いがあるからでしょうか?

 

 

しかし、最近はテレビで高齢者の元気な秘訣のひとつに「肉を食べる」ことを紹介しています。

 

 

実際に厚生労働省も2013年に健康づくりの指針を見直しています。その見直しの内容が、「肉などのたんぱく質を高齢者がしっかり食べるよう指導に乗り出した」ということです。

 

 

高齢者の多くは栄養失調!?

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70歳以上の5人に1人が、栄養が不足している、いわゆる栄養失調だというのです。この豊かな時代に、なぜ高齢者が栄養不足になってしまうのか?一見、信じられないことだと思います。

 

 

高齢者の方は食事のバランスを考え、魚とか大豆製品は摂っています。しかし、より不足しているのが肉なんです。

 

 

肉の食べ過ぎは「肥満」「脂の摂り過ぎ」「メタボ」など、“悪”というイメージが浸透していますよね。しかし、肉を控えたほうがよいのは、太りやすい40代、50代の話。

 

 

確かに肉の食べ過ぎは体にとって良くありませんが、65歳以上の方は、肉などのたんぱく質を積極的に摂ることを、国は推奨しています。

 

 

その背景には、栄養不足によって認知症の前段である認知機能の低下を引き起こすリスクが2倍、脳卒中、心臓病のリスクは2.5倍に上がる、ということがわかってきたそうです。

 

 

さらに、栄養状態を表すアルブミンの値が低い人たちは、そうでない人たちより生存率が低い、つまり、長生きできない傾向にもあるようです。

 

 

アルブミンは、肉や魚などのタンパク質を原料として体の中でつくられ、筋肉や血管、免疫細胞などの機能を維持するためには欠かせない成分。

 

 

たとえば「自分で衣服が着れる」「自分で食事が摂れる」「トイレにも一人で行ける」など、自分の身の回りのことができる人は、アルブミンの量が十分足りている証拠です。

 

 

しかし年齢とともに多くの人は、体内でアルブミンをつくる力が減少していきます。これが、誰もが経験する「老化」といわれるもの。

 

 

ですので、高齢者は若い人たち以上に意識して肉を食べないと、アルブミンの減少が加速してしまいます。

 

 

そうすると老化も早まり、さまざまな病気が進行する要因となるのです。

 

 

おすすめは豚のヒレ肉

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肉が体にとって必要なことは分かっても、肉にも、牛肉、豚肉、鶏肉など種類がたくさんあります。

 

 

その中でもとくに、高齢者の老化を防ぐおすすめの肉が「豚のヒレ肉」です。

 

 

豚肉には、食ベ物の中でもトップクラスのビタミンB1が含まれ、牛肉と比べてもその量は、約10倍あるともいわれています。

 

 

豚肉を1日に100g〜150g食べるだけで、1日のビタミンB1の必要量が確保できるほどです。

 

 

さらに豚のヒレ肉は、同じ豚のバラ肉と比べても、ビタミンB1の量は約2倍。しかも、脂肪やカロリーも少ないため、肥満や生活習慣病などの予防にもよいとされています。

 

 

肉と魚をバランスよく摂りましょう!

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最近になって魚に含まれるDHA(ドコサヘキサエン酸)やEPA(エイコサペンタエン酸)などの栄養素が注目され、サプリメントもたくさん出ています。

 

 

確かにDHAやEPAには動脈硬化を防ぎ、老化を遅らせる働きがあるため、「魚は健康によい」ことは間違いありません。

 

 

実際、魚をよく食べる人に認知症の人が少ないことも最近の研究でわかっています。

 

 

いつまでも元気で長生きするためには、肉と魚の両方を摂ることが大切です。できれば、魚と肉は1対1の割合で摂り、1日おきに交互に食べていただきたいですね。

 

 

 

 

 

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